桜の塩漬けの作り方☆いつでも春の香りを思い出させてくれます

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食べられるお花「エディブルフラワー」。
日本ならでは、そしてこの時期ならではのエディブルフラワーといえば、そう「桜」です。
ご近所さんのご好意で、毎年、八重桜を摘ませていただいています。
塩漬けにしておくと、1年ほど保存でき、いつでも春の香りを思い出させてくれますよ。

桜の塩漬けの材料

1.八重桜 500g
2.塩
 ・下漬け用 80g
 ・仕上げ用 40g
3.レモン汁 2個分

桜の塩漬けの作り方

1.八分咲きの八重桜を収穫し、さっと水洗いします。ガクや葉があればきれいに取り除いておきましょう。

2.大きめの容器で下漬け(下ごしらえ)を行います。「塩」「桜」「塩」「桜」の順で重ねるように容器に入れます。桜の重量の2〜3倍の重石をして、1~2日ほど置きます。重石は、厚手のナイロン袋にお水を入れて代用するのがオススメです。桜全体に密着して均等に力がかかり、重量の調整も容易です。

3.水が上がってきたら、桜を手で軽く絞り、レモン汁を全体に行き渡るように回しかけます。鮮やかな紅色に変色したら、ザルに広げ、風通しの良い場所で1〜2日陰干しにします。

レシピにワンポイント! 桜の塩漬けの色を保つには

桜の花の鮮やかな紅色は、酸性にしないと消えてしまいます。
保存には注意が必要です。
また、いくら酸性にしても、紫外線に当たると色があせてしまいます。
保存中は遮光にも気を使いましょう。

【豆知識①】桜前線の基準はソメイヨシノ

桜は、世界に200種が分布しています。

牡丹桜(ボタンザクラ)、里桜(サトザクラ)、菊桜(キクザクラ)など、塩漬けに適している八重桜の開花時期は、「4月中旬~5月上旬ごろ」と、ソメイヨシノや山桜よりも1~2週間ほど遅いです。
中には寒緋桜(カンヒザクラ)のように「1月〜2月ごろ」に咲くものもあります。

そのため、桜前線は最も多く栽培されているソメイヨシノが基準種にされています。

【豆知識②】漢方薬局などでも買える「桜皮」は皮膚病や魚やキノコの中毒に効果

彼岸桜(ヒガンザクラ)や山桜の樹皮の内皮を「桜皮」と言います。
桜皮は、659年に書かれた新修本草にも記載されており、古くから薬用に使われてきたようです。
皮膚病や咳止め、魚やキノコの中毒、腸炎に効果があると言われ、実は漢方薬局などで簡単に手入れることができます。

肩こりに悩まされている人は、桜皮15gとクチナシの果実8gを煎って粉末にし、酒で飲むと和らぐとも伝えられていますので、服用については、薬局で尋ねてみると良いでしょう。

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どこまでも続く八雲、くるくるとおどる花筏、頬をくすぐる花風、吐く息の向こうにきらめく銀竹―。山が好きです。四季の草花が好きです。
お米を研ぐ音、やさしく揺れる湯気、笑顔になる香り―。食べることが大好きです。料理は出来たて、作り立てが、1番おいしいと思います。大好きな誰かに、大切なあなたに、おいしい料理を届けてほしい―という、ちいさな願いを込めて、日本の片田舎から発信しています。

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