静かな夜の川面に淡い光が揺れます。テントの中から時を忘れて眺めてしまいます。夜空を覆う満天の星と一つになり、光は山々へ広がっていきます。暑さが体にこたえますが、やっぱり、この季節も大好きです。
知人が未熟葡萄を届けてくれました。
アグリーダ(αγουρίδα)を知っていますか?
グルメ食品として再注目されているので、もしかしたら、耳にしたことがあるかも。ヴェルジュ(verjus)、ヴェルジュース(verjuice)とも言います。未熟葡萄の汁のことで、ギリシャなどでは古くから料理に加える酸味として使われています。とてもフルーティーで、レモンやビネガーとは違った風味が楽しめます。
今回はそんなアグリーダの作り方を紹介します。
アグリーダ(αγουρίδα)の作り方
1.実を綺麗に洗います。
2.フードプロセッサーなどで潰し、ガーゼで漉して搾ります。
3.澱(おり)が下に沈むまで置いて、上澄みだけを瓶詰めます。
1、Rinse the unripe grapes and then remove from stems.
2、Place grapes in a blender, a few at a time, and blend until fairly smooth. Add more grapes until all are blended.Pour the mash into a strainer lined with cheesecloth or a strainer bag then squeeze to remove the juice.
3、Bottle the strained juice then place in a refrigerator. Let sit until the finer bits have settled. Carefully pour the juice into another bottle leaving the settled portion behind.
とても簡単ですので、ぜひ、お試しください。長期保存する場合は冷凍します。
アグリーダはワインとの相性も抜群
「レモンはワインの味を邪魔する」と言われますが、アグリーダは同じ葡萄なので相性がよく、調理の幅が広がります。
また、砂糖を加えて火にかけるのもおすすめ。炭酸水や水で割ると、暑い夏にぴったりのジュースとして楽しめます。
気になって通販サイトを調べましたが、アグリーダって、高級品なんですね(汗
アグリーダの作り方を紹介した動画
詳しい作り方は動画にて説明していますので、ぜひ、ご試聴ください。