メスティン・パン・レシピ No.5 和菓子〝水無月〟をモチーフにした「MINAZUKI」

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今年も間も無く後半戦に突入。
なんだか季節に背中を蹴られているような感覚に襲われます。

さて、一年のちょうど半分に当たる6月30日は「夏越の祓」と呼ばれ、半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を願う催しが各地で行われますが、京都ではある和菓子を食べる習わしがあります。

六月の古き、そして美しき名前を冠した和菓子「水無月」。

邪気を祓う力があると言われている小豆を、氷を模したういろう生地に載せて蒸しあげた和菓子です。
水無月のカタチは決まって三角形をしています。

今回は水無月をモチーフにした「メスティンパン」を焼きました。
もちっとしたういろうの食感を再現しようと、生地に白玉粉を配合してみました。
小豆の水煮のパックを使えばとても簡単に作れます。ぜひお試しください。

メスティンと固形燃料で「水無月(六月)」に由来したパンを焼こう

材料

・強力粉 140g
・白玉粉 20g
・仕込み水 100cc
・砂糖  小さじ1
・塩 小さじ1/4
・白神こだま酵母 小さじ1/2
・小豆の水煮  50g

作り方

大まかな流れは下記の記事をご参考ください。


MINAZUKIを焼く際の注意点

白玉粉は、仕込み水を少しずつ入れながらダマができないようにこね、他の材料とあわせましょう。

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どこまでも続く八雲、くるくるとおどる花筏、頬をくすぐる花風、吐く息の向こうにきらめく銀竹―。山が好きです。四季の草花が好きです。
お米を研ぐ音、やさしく揺れる湯気、笑顔になる香り―。食べることが大好きです。料理は出来たて、作り立てが、1番おいしいと思います。大好きな誰かに、大切なあなたに、おいしい料理を届けてほしい―という、ちいさな願いを込めて、日本の片田舎から発信しています。

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